結婚の条件
結婚の条件
小倉 千加子

定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
人気ランキング: 8,301位
おすすめ度:
発売日: 2003-11-14
発売元: 朝日新聞社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
女性像に偏りがあるのでは。
登場する若い女性像にやや偏りがあるのが気にかかる。
ご本人が聖心大学の非常勤講師というご職業柄か、
コンサバタイプの女性の志向を4大卒女性の志向ととらえているのは
間違いだと思う。
要すれば、小倉センセイは未だに旧態依然として経済的自立に足踏みする若い女性の考え方を憂いていらっしゃるのであるが、
現実社会では、男女平等教育の洗礼を受けて、男と同じ大学に進み、本人は自分で稼ぐつもりであっても企業社会で男性陣からの猛反発にあう女性のいかに多いことよ。
酒井順子女史の「負け犬の遠吠え」に比べて、こちらの本のほうがより分析的だという意見もあるが、上記の意味では、どっちもどっち(すなわち自分の経験上の意見を言っているにすぎない)と思う。
たしかにこれじゃあ結婚しないわなぁ
30代、40代での独身、ひいては、非婚も珍しくなくなった現代。大多数の人が「いい人がいたらすぐにでも結婚したい!」と思っているのに何故結婚できないのか?これは、少子高齢化を加速させる社会問題であると同時に、30代独身男の自分にとっても切実なテーマです。
本書を読んで、男と女それぞれが「提供できるもの」と「相手に求めるもの」がこんなにも違っているのか!とちょっとショックを受けました。
「結婚とはカオとカネの等価交換」というのは、藤田徳人氏の「恋愛科学」などでも言われていますが、男も女も、ついつい自分の持っているもの以上のものを相手に求めてしまいますよね。気持ちの問題だけに「足るを知れ!」というのも難しいですし。
また、男は女に「家庭的で、賢く、美人」であることを、女は男に「経済的な強さ(=カネ)とまじめさ(=浮気しない)とやさしさ(=家事手伝ってくれる)を求めている、というのでは、現実を考えると確かに折り合わないですね。男としてはせっせと仕事をして、ステイタス上げるしかないですね。(忙しいと出会いもなくなるし、その上、家事までやれないとというと、結構きついです)
なんともならない現実を知るにはよい一冊でした。
自分の中にある枠がひとつ外れた
フェミニズムとかジェンダーに関する本はほとんど読んだことがなかったのですが、わかりやすく、
また読みやすく書いてあったおかげで一気に読むことができました。
著者ご自身が文中でおっしゃっていますが、「社会学系の教員にできることは、学生の『意識』を
増やすことしかない」とあるとおり、本書はあくまで分析するところまでで、現代女性にあーしろ
こーしろと言うものではなかったと思います。しかし、意識が増え、結婚や恋愛に対する自分の思
い込みがどこから来ているのか考え自覚することだけで、何かひとつ自由になれそうな気がします。
何度か読んで、自分の中で熟成させたい本です。
小倉 千加子

定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
人気ランキング: 8,301位
おすすめ度:

発売日: 2003-11-14
発売元: 朝日新聞社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
女性像に偏りがあるのでは。登場する若い女性像にやや偏りがあるのが気にかかる。
ご本人が聖心大学の非常勤講師というご職業柄か、
コンサバタイプの女性の志向を4大卒女性の志向ととらえているのは
間違いだと思う。
要すれば、小倉センセイは未だに旧態依然として経済的自立に足踏みする若い女性の考え方を憂いていらっしゃるのであるが、
現実社会では、男女平等教育の洗礼を受けて、男と同じ大学に進み、本人は自分で稼ぐつもりであっても企業社会で男性陣からの猛反発にあう女性のいかに多いことよ。
酒井順子女史の「負け犬の遠吠え」に比べて、こちらの本のほうがより分析的だという意見もあるが、上記の意味では、どっちもどっち(すなわち自分の経験上の意見を言っているにすぎない)と思う。
たしかにこれじゃあ結婚しないわなぁ30代、40代での独身、ひいては、非婚も珍しくなくなった現代。大多数の人が「いい人がいたらすぐにでも結婚したい!」と思っているのに何故結婚できないのか?これは、少子高齢化を加速させる社会問題であると同時に、30代独身男の自分にとっても切実なテーマです。
本書を読んで、男と女それぞれが「提供できるもの」と「相手に求めるもの」がこんなにも違っているのか!とちょっとショックを受けました。
「結婚とはカオとカネの等価交換」というのは、藤田徳人氏の「恋愛科学」などでも言われていますが、男も女も、ついつい自分の持っているもの以上のものを相手に求めてしまいますよね。気持ちの問題だけに「足るを知れ!」というのも難しいですし。
また、男は女に「家庭的で、賢く、美人」であることを、女は男に「経済的な強さ(=カネ)とまじめさ(=浮気しない)とやさしさ(=家事手伝ってくれる)を求めている、というのでは、現実を考えると確かに折り合わないですね。男としてはせっせと仕事をして、ステイタス上げるしかないですね。(忙しいと出会いもなくなるし、その上、家事までやれないとというと、結構きついです)
なんともならない現実を知るにはよい一冊でした。
自分の中にある枠がひとつ外れたフェミニズムとかジェンダーに関する本はほとんど読んだことがなかったのですが、わかりやすく、
また読みやすく書いてあったおかげで一気に読むことができました。
著者ご自身が文中でおっしゃっていますが、「社会学系の教員にできることは、学生の『意識』を
増やすことしかない」とあるとおり、本書はあくまで分析するところまでで、現代女性にあーしろ
こーしろと言うものではなかったと思います。しかし、意識が増え、結婚や恋愛に対する自分の思
い込みがどこから来ているのか考え自覚することだけで、何かひとつ自由になれそうな気がします。
何度か読んで、自分の中で熟成させたい本です。